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『なかなか抜け出せない”共依存”のトリック』

依存症から脱け出せない大きな要因 ある夫婦の実例

ROSSCO’s Eye 〜人生を俯瞰する視点〜
Vol.21 『なかなか抜け出せない”共依存”のトリック』【前半】


Introduction

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最初は気分をリフレッシュするための潤滑油でしかなかったものが、気づけば自分一人では歯止めがきかなくなっていた…。軽いストレス解消のつもりで始めたことが、いつの間にかそれなしでは生活できなくなっていた…。

依存症とは、精神的に快感や心の落ち着き、安らぎを与えてくれる物質や行為に依存することで、その依存の対象に支配され、自分をコントロールすることができなくなった状態をいいます。

昔は依存症といえば、アルコール依存症やタバコ依存症、パチンコ依存症など、その種類も少なかったように思いますが、近年では、若年層に増えている薬物依存症やリストカット依存症、判断基準の難しい仕事依存症や恋愛依存症、また、IT化した現代社会を象徴するメール依存症というものもあります。

メディアで様々な症例が公開され、“依存症” という言葉が広く社会に認知されるようになってから、依存症の種類も依存症者の数も増え続けているように思います。それだけ、人間は誰もが何かに “依存” しなければならないほどストレスを抱えて生きているということです。

そこで今回は、高ストレス社会に生きる現代人がはまりやすい依存症について、今までにない角度から紐解いていきたいと思います。


『なかなか抜け出せない”共依存”のトリック』


完璧主義者は埋まらないギャップに苦しむ

依存症になりやすい人の特徴として、プライドが高く完璧主義者、自分に満足できない、現実に満足できない、コンプレックスが強いということがよく指摘されます。これは、“自分が求める理想の自分像や人生” と “今の自分の状況” との間にギャップを感じて苦しむという “思考癖” を持つ人が依存症になる可能性が高いということを表しています。

しかし、どんなに理想を求めて頑張っても、“今の自分を認める” ことができなければ、そのギャップが埋まることはありません。なぜなら、自己否定をバネに理想を求める “従来の生き方” では、求めた分だけ、逆に自己否定を増長させてしまうことになるからです。

世の中を見ているその“目”の持ち主が原因

自分を取り巻く世界 ─ 人間関係をはじめとして、仕事やお金、健康など、目の前に起こるあらゆる事象は、その中心にいる “自分” との関係性です。つまり、“今の自分を認めることができない” という欠乏感や不足感を持った自分が世界の中心にいて、常に “不足を感じる目” で世の中を見ているために、満足できない人生が展開しているのです。

自分の心のメカニズム

依存症の人にお話を伺うと、次のようにおっしゃることが多いです。

「信頼できる人がいない」
「家族など身近な人に受け入れられていないように感じる」
「いつも孤独を感じている」

これは、人間関係に恵まれないとか環境が悪いというよりも、根源的な原因は、自分を嫌い、自分から離れているという “自分との関係性の悪さ” にあるのです。依存症から脱出するためには依存の対象を断つことも大切ですが、なぜ何かに依存しなければならなくなったのか、“自分の心のメカニズム” を理解し、“自分との関係性” がどうなっているのかを客観的に見ることが必要です。

依存症と共依存

そして、依存症から脱け出せない大きな要因として忘れてはならないのは、依存症者のそばに必ずと言っていいほどいる “共依存症者” の存在です。依存症による非行や暴力、人間関係でのトラブルが絶えない等、依存症者が抱える問題が大きいと、その人を “支えている” 共依存症者の “共依存” という問題がクローズアップされることは滅多にありません。

しかし、共依存症者が “依存症者に起こる問題” の後始末をすることで、依存症者が自分で問題を解決できなくなるという状況をつくっているのも事実なのです。依存症者と同じく共依存症者の心の問題もありますが、なぜそういう関係に陥ってしまうのかというと、その関係性の奥に、我々が全く気づかないうちにとり込まれている “トリック” があるからです。

人間関係は磁石

実は、人間関係は “同質のものを持つ者同士が引き合い出会う” ことで成立しています。 つまり、共依存の関係性にある両者は “同質の心の傷” を持った者同士が磁石のように引き合い出会い、関係性のトリックに取り込まれたまま、二人でその傷を増幅していることに気づかないでいるのです。

共依存という現象を問題視すれば、依存症の本人が問題だ、いや、共依存症者も問題だ、となってしまいますが、この関係性がつくられた仕組みがわかれば、両者のどちらが悪いという話ではなくなります。

そこで、後半の次回では、ある夫婦の実例を通して“依存症者と共依存症者がはまっている関係性のトリック” を紐解くことで、そこから脱出するヒントをお伝えしたいと思います。

(シリーズ後半へつづく)

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